地域 (調査数)
北陸・東海地方 (14)
県名 (調査数)
富山県 (8)
調査名 (地点数)
2014年度小矢部川水系のすこやかさ調査 (35)
調査者
環の会
責任者
説明
活動のまとめ:すこやかさ調べの結果にもとづいて、各河川・地点における長所と課題を示しました。調査した14河川35地点のうち9河川15地点では短所がみられず、さらに、そのうち14地点は長所のみでした。とくに、短所があっても「水のきれいさ」においては優れた河川・地点が多く、小矢部川水系には、水のきれいな快適な水環境の河川が少なくないということが明らかになりました。一方、課題のある河川も多くみられました。課題は、見方を変えれば、今後検討すべき方向性を示してくれる指標でもあります。たとえば、『歴史・文化の伝達が少ない』地域において今後、「川にまつわる話や事物など」を探索すれば新たな発見があるかもしれず、それにより地域の川への関心が深まる可能性があります。また、「川にまつわる行事や植樹など」を始めて伝達していけば、住民の川への親しみが増し、地域とのつながりが増え、よりすこやかな河川に変化していくでしょう。それぞれの河川・地点の長所を生かしつつ、課題に関しては、各地の状況に沿った改善活動が行われれば、身近な河川環境がさらに快適なものになると期待されます。